マンション売却で不動産会社買取を選ぶには?仲介との違いと賃貸管理の考え方

query_builder 2026/11/06
著者:株式会社KAERO
画像2242
画像2242

「できるだけ早く、手間をかけずにマンション売却したい。でも価格はできる限り妥協したくない」。そんな悩みに対し、不動産会社買取と仲介の違いを起点に、自分に合う選択肢を考える道筋をご案内します。直接買取は購入希望者への内覧対応や広告掲載の負担を抑えやすい一方、再販売にかかる費用やリスクが価格に反映されます。早さだけで決めず、受け取れる金額と引き渡し条件を合わせて確認することが大切です。

本記事では、価格・期間・費用・手間を比較し、即時買取と買取保証の違い、残置物や引き渡し時期の確認方法を説明します。住み替えや相続した住戸の整理、修繕前の売却を検討する場合に加え、すぐに売らず賃貸管理を続ける場合の考え方も整理します。買取査定と仲介査定を並行して取り、物件の情報をそろえて比較することで、提示額だけに左右されない判断につなげましょう。

不動産仲介・買取・売却・賃貸管理に対応 - 株式会社KAERO

株式会社KAEROは、「会社」ではなく「人」へ、長く寄り添う不動産のパートナーとして、お客様一人ひとりのお悩みやご希望に合わせたサポートを大切にしています。サービスとして不動産仲介を行っており、買取・売却・賃貸管理まで幅広く対応しています。売却に必要な情報収集や条件整理、お相手との折衝、各種手続きについても丁寧にサポートします。また、買取ではスムーズな売却を目指したご提案を行い、賃貸管理についても不動産に関するさまざまなお困りごとに対応しており、不動産取引の流れや手続きについて分かりやすくご説明し、誠心誠意サポートいたします。

株式会社KAERO
株式会社KAERO
住所〒212-0014神奈川県川崎市幸区大宮町14-5 尊昌ビル6F
電話044-589-5708

お問い合わせワンコイン顧問公式LINE

マンション売却における不動産会社買取と仲介の違い

買主と販売活動の違いを理解する

仲介は、不動産会社に購入希望者を探してもらう売却方法です。広告掲載や問い合わせへの対応を通じて買主を募り、価格や引き渡し条件を調整します。売主は購入希望者に室内を見せる準備や日程調整を行う場合があり、居住中であれば生活との両立も必要です。査定を受けた時点では買主が決まっていないため、査定額のまま売れるとは限りません。

直接買取では、不動産会社自身が買主になります。一般の購入希望者を募る販売活動を省けるため、内覧対応の回数や広告掲載の負担を抑えやすくなります。ただし、買取会社による現地確認は必要です。室内の傷みや設備の状態、管理状況などを調べた結果、最初の提示額が変更されたり、買取を断られたりする場合もあります。

買取会社は購入した住戸を整えて再販売する場合があり、その工事費や販売費、保有中の費用などを見込んで購入価格を検討します。このため、買取価格は仲介で見込む成約価格より低くなることがあります。仲介で高い価格を目指す機会と、買取で販売活動の負担を減らす利点の両方を把握しておくと、価格差の意味を理解しやすくなります。

まず確認したいのは、相談先が直接買い取るのか、別の買取会社を紹介するのかという点です。同じ「買取の相談」でも取引の相手や担当範囲が異なる場合があります。広告に使われている言葉だけで判断せず、誰が購入するのか、誰が現地確認を行うのか、価格を決める窓口はどこかを聞き、取引の流れを具体的に整理しましょう。

価格・期間・手間を同じ条件で比べる

仲介の利点は、購入希望者を広く募り、市場の需要を踏まえた価格で売却を目指せることです。ただし、買主が見つかるまでの期間や価格交渉の結果は物件ごとに異なります。高い売り出し価格を設定しても、その価格で購入したい人がいなければ売却は進みません。売り出し価格と実際の成約見込み価格を分けて考えることが必要です。

買取は買主探しの工程を省けますが、すぐに現金を受け取れると決めつけるのは避けましょう。会社の調査、社内の判断、書類準備、退去の段取りなどが必要です。契約を結べる時点と売却代金を受け取る時点も同じとは限りません。住み替え資金に充てる予定がある場合は、入金の時点まで含めた日程を確認してください。

手間を比べるときは、内覧だけでなく掃除、荷物の整理、担当者との連絡、引っ越し準備まで考えます。買取でも家財の撤去が売主側に残るなら、負担はゼロにはなりません。仲介でも空室であれば内覧対応を任せやすい場合があります。自分の生活にどの程度の調整が必要かを具体的に見積もり、方法ごとの違いを判断しましょう。

比較の出発点として、希望する手取り額、売却を終えたい時期、内覧に対応できる範囲を整理しておきます。価格を最優先するのか、住み替えの日程を優先するのかによって、受け入れられる条件が変わります。すべての希望を満たす提案が出るとは限らないため、譲れない条件と調整できる条件を分けておくと話を進めやすくなります。

即時買取と買取保証の使い分けを考える

即時買取は、仲介による販売活動を先に行わず、不動産会社への売却を目指す方法です。買主探しに時間をかけたくない場合や、購入希望者への内覧対応を減らしたい場合に検討できます。「即時」という名称でも、調査や準備を省いて取引できるわけではありません。提示されている日程が自分の物件にも当てはまるかを確認する必要があります。

買取保証は、まず仲介で販売活動を行い、合意した条件で売れなかった場合に、あらかじめ取り決めた価格で買い取る仕組みです。仲介による売却を試しながら、その後の選択肢も用意したい場合に検討できます。ただし、取り扱いの有無、対象となる物件、販売活動の進め方、買取へ切り替える条件は会社によって異なります。

買取保証を比べる際は、仲介の査定額と保証される買取価格を混同しないようにします。最初の販売価格だけが高くても、切り替え後の手取りが希望に届かなければ計画を見直す必要があります。室内の状態が変わった場合や、準備が間に合わなかった場合に、提示条件がどう扱われるのかも説明を受けておくと比較しやすくなります。

仲介を続けるか買取へ切り替えるかは、価格だけでなく、問い合わせの状況や維持費、住み替えの予定を見て考えます。販売活動を始める前に見直しの時点を担当者と相談しておけば、反応が少ないまま判断を先延ばしすることを避けやすくなります。買取の提示条件にも変更の可能性があるため、切り替える際は改めて内容を確認しましょう。

買取が合う状況と物件の評価ポイント

住み替えや空室の整理では資金と日程を合わせる

住み替えでは、現在のマンションの売却、新居への移動、必要資金の用意を並行して考えます。売却が遅れると、旧居の維持費と新居の費用が重なる場合があります。買取で入金や引き渡しの見通しを立てられるなら、生活の予定を組みやすくなる可能性があります。ただし、新居の準備が終わる前に引き渡す計画になっていないかを点検しましょう。

相続した住戸や使っていないマンションの整理では、所有し続ける負担も比較に入れます。空室でも管理費や修繕積立金、室内の点検や清掃などが必要です。遠方に住んでいて訪問しにくい場合は、内覧や荷物整理の段取りも負担になります。高い価格を目指すために待つ期間と、その間の支出や管理の手間を一緒に考えると判断が現実的になります。

急いで売りたい場合でも、安い価格をそのまま受け入れる必要はありません。買取と仲介の両方で査定を取り、それぞれの実現性と必要な準備を確認します。提示価格を上げる余地だけでなく、家財の処分や退去時期を調整できるかも比較してください。手取り額が近い提案でも、引っ越しや保管の負担が違えば生活への影響は変わります。

家族と一緒に判断する場合は、売却の目的を共有しておきましょう。「高く売りたい」「維持の負担を減らしたい」「新居の予定に合わせたい」といった希望が混在すると、提案を受けるたびに方針が変わりやすくなります。必要な資金と生活上の予定を同じメモにまとめ、関係者が同じ条件で比較できるようにしておくと、連絡の行き違いを減らせます。

修繕前の住戸は現状と費用負担を伝える

室内の傷みや設備の不調があるマンションでも、工事を前提に検討する買取会社であれば、そのままの状態で購入を検討する場合があります。売主が先に修繕の費用を払わずに進められる点は利点です。ただし、傷みの程度や会社の工事計画によって判断は異なります。築年数が古い、リフォームをしていないという理由だけで買取の可否は決まりません。

査定の前に大きな工事を行うと、その費用を売却価格で回収できないことがあります。買主となる会社が別の仕様に変更する予定なら、売主が行った工事が評価につながらない可能性もあります。まず現状の査定を受け、工事をする場合としない場合の違いを聞いてから判断しましょう。見た目を整えるためだけに高額な支出を急ぐことは避けたいところです。

不具合は、場所、症状、確認できた経緯を整理して伝えます。水回りの漏れ、設備の動作不良、壁や床の傷みなどを写真とメモにまとめると説明しやすくなります。原因が分からないことは分からないまま伝え、推測で修理済みなどと説明しないことが大切です。修繕の記録があれば合わせて確認してもらい、価格に織り込まれている範囲を聞きましょう。

「現状のままでよい」という説明を受けた場合でも、家財、照明、エアコンなどの扱いは別に確認します。室内の傷みを受け入れることと、すべての荷物を残せることは同じではありません。残す物と撤去する物を写真や一覧で整理し、処分費が提示価格に含まれるかを聞いておけば、引き渡し直前に作業や費用が増える事態を避けやすくなります。

築年数だけでなく管理状態と住環境を見る

査定では、専有面積、間取り、階数、日当たり、眺望、交通や生活施設へのアクセスなどが確認されます。住戸の特徴は、想定される購入層に合うかという視点でも評価されます。広い部屋や高層階であれば必ず高値になるとは限りません。似た物件と比べる際も、部屋の広さだけをそろえて自宅の価格を決めつけないようにしましょう。

マンションは共用部分を含めた管理状況も判断材料になります。清掃の状態、修繕の履歴、今後の工事予定、管理費や修繕積立金の状況などを確認すると、室内だけでは見えない維持の負担を整理できます。管理の状況を説明できる資料があれば、査定担当者が不明点を把握しやすくなり、確認のためのやり取りを減らせる可能性があります。

築年数が経過した物件でも、設備の更新や修繕の状況はさまざまです。一律に一定の年数で価格が急落するとは限りません。建物全体と専有部分を分けて、どの場所をいつ整備したのか、これからどのような対応が予定されているのかを把握しましょう。計画されている工事と実施済みの工事を分けて説明すると、評価の前提が伝わりやすくなります。

査定担当者には、自宅の利点と課題の両方をどう評価したかを聞きます。騒音や眺望、収納、日常の動線など、住んでいる人しか気づきにくい情報も伝えると役立ちます。同じ特徴でも、再販売の計画によって評価が分かれる場合があります。複数の会社の説明を聞き、どこに価格差が生じたのかを具体的に理解することが大切です。

買取価格と仲介の査定額を手取りで比較する方法

売り出し価格・成約価格・査定額を区別する

売り出し価格は売主が販売時に設定する価格で、成約価格は実際に売買が成立した価格です。査定額は、物件の条件を基に不動産会社が見込む価格です。仲介の査定額は購入の約束ではありません。一方、買取の提示額も、現地確認前の目安なのか、必要な確認を終えた後の提案なのかによって意味が違うため、回答の段階を確かめましょう。

相場を調べる際は、似たマンションの掲載情報や、相談先が示す取引事例を確認します。同じ建物内でも、階数や向き、室内の状態が違えば価格は変わります。事例の価格だけを抜き出すのではなく、面積、間取り、築年数、管理状況などの比較条件をそろえます。確認できない情報は空欄として残し、分からない部分を自宅と同じと扱わないようにしてください。

掲載されていた物件が見当たらなくなっても、表示価格のまま売れたとは判断できません。掲載の終了だけでは、売却の成立や最終価格は分からないためです。仲介会社から事例の説明を受ける際も、販売中の情報なのか、成約を確認した情報なのかを聞きましょう。比較に使う情報の性質を区別することで、期待する価格が必要以上に高くなることを防ぎやすくなります。

査定結果は、一つの額だけでなく、どのような販売方法や物件状態を前提にしているかを確認します。仲介の高めの売り出し案と、買取会社が購入を検討する価格をそのまま比べると、差を大きく見積もることがあります。仲介なら想定される成約価格、買取なら調査後の提示価格を確かめ、比較の前提がそろっているかを点検しましょう。

買取価格が低くなる理由と査定の根拠を聞く

買取価格には、購入後の修繕や販売にかかる費用、保有中の支出、販売が予定どおりに進まない可能性などが反映されます。買取会社はこれらを見込んで購入を判断するため、仲介の成約見込み価格と差が出る場合があります。ただし、差の大きさは物件の状態や会社の方針によって変わり、すべてのマンションに同じ割合を当てはめることはできません。

提示価格が想定より低い場合は、値上げを求める前に理由を確認しましょう。室内工事、管理上の課題、再販売の需要など、評価に影響した要素を聞くことで、何を追加説明すればよいかが分かります。修繕記録や設備の状態を示す資料が不足していれば補います。ただし、資料を整えれば必ず価格が上がるというものではありません。

会社によって、工事の進め方や想定する買主が異なることもあります。ある会社が使いにくいと考える間取りを、別の会社がそのまま販売する計画で評価する場合もあるでしょう。同じ物件情報を複数の会社へ伝えることは、価格の違いだけでなく、それぞれの考え方を知るために役立ちます。比較の際は、調査前と調査後の提案を混在させないことが大切です。

高い買取額が出た場合も、金額だけで即決せず、その額で進めるための条件を確認します。追加の調査が残っているか、家財の撤去や修繕が必要か、費用が別に差し引かれるかを聞いてください。価格が見直される場面と、そのときの説明方法も確認します。最初の額と最終の額が違う場合に、変更理由を理解してから判断できる状態を整えましょう。

売却代金から費用を引いて受取額を整理する

比較では、売却価格と手取り額を分けます。売却代金から取引に伴う費用、残っているローンの返済額、荷物の処分や引っ越しの費用などを引くと、生活に使える資金の見通しを立てやすくなります。支払いが後になる項目もあるため、入金時点の残高だけを自由に使える資金と考えないようにしてください。必要な支出を項目別に書き出すことが出発点です。

仲介では仲介手数料の確認が必要です。直接買取では仲介する会社を挟まないため、その取引の仲介手数料は通常発生しませんが、別の会社が取引を仲介するなら扱いを確認します。買取でも取引に伴う他の費用まで不要になるわけではありません。「手数料なし」という説明が、どの費用を指しているのかを見積もりで確かめましょう。

管理費や修繕積立金などの精算、残置物の処分、室内の清掃、退去後の作業についても、誰が負担するかを確認します。同じ買取価格でも、会社が処分まで引き受ける提案と、売主が別に費用を払う提案では受取額が変わります。費用が未確定の項目は、そのままゼロとして計算せず、確認待ちと分かるように記録しておくと比較の誤りを減らせます。

仲介で販売を続ける場合は、売れるまでの維持費も見込みます。価格が高くなる可能性に対し、保有中の支出や予定変更の負担をどう受け止めるかを考えるためです。買取の価格差が小さく感じられる場合も、逆に仲介で待つ価値がある場合もあります。手取り、入金の見通し、準備の負担を同じ表に置き、自分の目的に合う提案を選びましょう。

マンションの買取を依頼する不動産会社の選び方

対応する物件と説明の具体性を確認する

相談先を選ぶ際は、区分マンションの買取に対応しているか、居住中や賃貸中の物件を扱えるかを確認します。会社の規模だけで決めず、自宅と近い条件の物件について、どのような確認を行うかを聞きましょう。取り扱い範囲が合っていれば、現地確認や資料の準備を相談しやすくなります。買取が難しい場合の理由も判断材料です。

担当者の説明では、質問に具体的に答えるか、価格と費用の説明が一貫しているかに注目します。分からない点を持ち帰って確認する対応も含め、曖昧なまま話を進めない姿勢が大切です。急いで返事をすることだけを求められ、費用の内訳や引き渡し条件の説明が得られない場合は、未確認の項目を整理してから判断しましょう。

比較軸 着眼点 確認方法
対応範囲 過去の成約や仕入れ実績 事例提示の有無を面談で確認
再販実績 買取再販件数や在庫回転率 会社概要・資料で数値をチェック
担当品質 期日遵守・説明の一貫性 提案書の内容や回答速度で判断

実績を示す資料は、自宅に近い条件の取引かを確認して読みます。件数が多いことだけで、希望する価格や日程で売れると判断しないようにします。相談の窓口と取引を進める担当者が違う場合は、情報が引き継がれているかも確かめてください。

口コミと比較情報は個別の確認に結び付ける

口コミは、説明の分かりやすさ、連絡の取りやすさ、費用案内の明確さなどを知る参考になります。ただし、投稿した人の物件や売却条件が自分と同じとは限りません。高い評価があるから希望どおりに売れる、低い評価があるからすべての対応が悪いと決めつけず、複数の情報と実際のやり取りを合わせて判断しましょう。

比較情報を読む際は、掲載されている会社の対応範囲や情報の更新状況を確認します。買取に対応すると書かれていても、自宅の状態や居住状況によって対象外となる場合があります。候補を探すための入口として活用し、その後は物件の情報を伝えて個別の回答を受けることが必要です。紹介文だけを最終判断の根拠にしないようにします。

気になる口コミがあれば、その内容を質問へ置き換えます。たとえば連絡に関する不安なら、担当者が不在のときの窓口や回答方法を確認します。費用に関する不安なら、見積もりに含む項目を聞きます。抽象的な印象を、自分が確認できる条件に変えると、会社ごとの違いを比較しやすくなります。

複数社に同じ情報を伝えて提案を比べる

買取査定を比較するときは、物件の状態と希望条件をそろえて伝えます。ある会社には家財が残ると説明し、別の会社には空室で引き渡すと説明してしまうと、価格差の理由が分かりません。連絡時に使う資料を共通にし、途中で情報が変わった場合も各社へ同じ内容を共有することで、比較の前提を保てます。

依頼先を増やしすぎると、現地確認の日程や回答の管理が負担になります。対応できる範囲の複数社に依頼し、仲介の査定も合わせて取ると、売り方の違いを検討しやすくなります。資料を送る前には、相手の窓口と査定に必要な範囲を確認しましょう。問い合わせの目的、連絡してほしい方法、現地確認が可能な時間帯を伝えると調整が進めやすくなります。

  • 依頼は同時進行で行い、回答期限を明示する
  • 価格や条件は同じフォーマットで整理して比較
  • 仲介査定の根拠を買取交渉の材料として活用

受け取った提案は、価格、費用負担、入金と退去の見通し、残す設備、追加確認の有無で整理します。不明点は会社ごとに質問をまとめ、回答を得た後に評価します。一つの条件だけで全体を判断せず、譲れない希望を満たしているかという順番で見ると、提案の見栄えに左右されにくくなります。

査定からマンションの引き渡しまでの準備

物件情報と手元の資料をそろえる

査定の準備では、専有面積、間取り、階数、築年数、居住状況を整理します。管理費と修繕積立金、室内の工事履歴、設備の状態も確認しましょう。図面と現状が違う場合は、どこが変わったかを説明します。面積の表記が資料によって異なるときは、自分で数字を書き換えず、資料名と表記をそのまま示して確認を依頼してください。

  • 購入時の資料や間取り図など、住戸の特徴が分かる資料
  • 管理規約・使用細則・長期修繕計画などの管理資料
  • 室内の工事記録、設備一覧、不具合を示す写真やメモ
  • 管理費・修繕積立金の明細と、残っているローンの資料

資料は査定に使うものと取引の準備に使うものを分けます。最初からすべての原本を渡すのではなく、写しで確認できる範囲と後で必要になるものを担当者に聞きましょう。不足する資料については入手先を確認し、準備中と記録しておきます。必要な書類や準備にかかる時間は取引ごとに確認することが大切です。

現地確認で設備と残置物の扱いをすり合わせる

現地確認では、設備の動作や室内の状態を見てもらいます。家具や荷物で確認できない箇所があれば、無理に状態を断定せず、その場で伝えましょう。事前に作った不具合のメモを手元に置き、説明漏れがないかを確認します。査定担当者が追加で必要とする調査や資料についても、内容と次の連絡方法を聞いておくと手戻りを減らせます。

設備や家財は、残す物、撤去する物、未決定の物に分けます。エアコンや照明などは、取り外しの作業が必要になる場合もあるため、処分だけでなく作業の範囲も確認してください。持ち出す予定の収納や家具を会社が残るものと考えていないかも点検します。引き渡す状態について、写真と一覧を使って認識をそろえましょう。

現地確認後に価格が変わった場合は、どの確認結果が影響したかを聞きます。工事の追加、設備の状態、家財の扱いなどを区別して説明してもらい、費用が二重に計上されていないかを確認します。口頭の回答だけで判断せず、変更後の価格と条件を文面で受け取り、前の提案と比較できる状態にしておきます。

入金・退去・連絡の予定を一つにまとめる

売却を進める段階では、手続きの予定、売却代金の入金、退去、鍵の引き渡しを分けて整理します。現在住んでいる場合は、新居に入れる時期や引っ越しの予約と整合するかを確認しましょう。入金の後も住み続けたい場合は、その希望を早めに伝え、対応できるかと必要な費用を聞きます。希望が受け入れられるとは限らないため、別の段取りも考えておきます。

残っているローンがある場合は、売却の見通しを踏まえて金融機関に返済の進め方と必要な準備を確認します。売却代金だけで返済や費用を賄えない可能性があるなら、不足分をどう用意するかを先に整理してください。提示価格が決まったことだけで資金計画が完成したとは考えず、支出と入金のタイミングを合わせて見直すことが必要です。

引き渡し前には、管理会社への連絡、郵便物や公共料金の対応、設備資料や鍵の整理を進めます。誰へ何を連絡するかを一覧にし、完了した項目を記録すると行き違いを減らせます。予定の変更が出たときは、買取会社だけでなく引っ越し先や関係する窓口への影響も確認し、担当者と新しい段取りを共有しましょう。

売却と賃貸管理を比較してマンションの方針を決める

売らずに貸す場合は家賃と維持費を比べる

すぐに売却する必要がなく、将来また使う可能性がある場合は、賃貸として保有を続ける方法も検討できます。ただし、貸せば必ず利益が残るとは限りません。見込む家賃から、管理費、修繕積立金、賃貸管理の費用、設備の修繕や募集にかかる支出などを差し引き、所有を続けるための資金が足りるかを確認する必要があります。

収支を考える際は、入居者がいる場合だけでなく、空室が続く場合も試算します。家賃が入らなくても発生する費用と、退去後の清掃や修繕などの費用を分けておくと、必要な予備資金を把握しやすくなります。周辺の募集家賃は参考になりますが、そのまま自宅で受け取れる家賃と考えず、物件の状態と募集条件を踏まえた見通しを聞きましょう。

貸し出す前に、マンションの使用上のルールや、ローンがある場合の利用条件も確認します。また、将来売る予定があるなら、入居中の売却に対応する会社があるかも調べておきます。自宅として使いたい人向けの売却と、賃料収入を見込む買主向けの売却では、評価の観点が変わる場合があります。将来の使い方まで含めて方針を考えることが大切です。

賃貸管理の委託範囲と追加費用を確認する

賃貸管理を委託すると、入居者からの連絡、家賃の管理、設備不具合への対応などを相談できます。ただし、入居者の募集だけを頼む場合と、入居後の管理まで頼む場合では業務が異なります。月々の管理費に含まれる対応、別に費用がかかる作業、所有者の判断が必要な場面を確認し、自分で行うことが何かを把握しましょう。

設備が壊れた場合は、受付から修繕までの流れと、費用の確認方法を聞きます。会社が所有者へ連絡する時点、工事を依頼する前の承認方法、急ぎの対応をどう扱うかを整理すると、遠方からでも判断しやすくなります。定期的な報告では、入金と支出、入居状況、対応した不具合などを確認できるかを聞き、記録を残せる形式を選びましょう。

マンション全体の管理会社と、部屋を貸すための賃貸管理会社は、担当する業務が異なる場合があります。共用部分の不具合と室内設備の不具合では、連絡先も分かれることがあります。入居者が困ったときに窓口が曖昧にならないよう、相談の流れを整理してください。委託費の安さだけでなく、連絡と費用の説明が明確かを見て判断します。

賃貸中の買取と空室での売却を比較する

賃貸中の住戸を入居者がいる状態で売却する場合は、オーナーチェンジとして扱うことがあります。買主は賃料収入や維持費、管理状況などを踏まえて検討するため、空室の住戸とは査定の前提が異なります。賃貸中だから買い取ってもらえないと決めつけず、その状態に対応する会社へ相談し、何の資料が必要かを確認しましょう。

相談時には、現在の家賃、入金状況、預かっている金銭、設備の修繕履歴、管理の委託内容などを整理します。入居者の生活に関わるため、室内確認や連絡を自己判断で進めず、管理を担当する窓口と調整します。売却を進める際は、入金や支出の精算、管理業務の引き継ぎに必要な情報について、現在の管理会社と買取会社の双方へ確認してください。

すでに入居者がいる場合は、売却のためにすぐ空室へ変えられるという前提を置かないことが大切です。賃貸中のまま売る提案と、保有を続ける場合の収支を比較します。空室の住戸であれば、買取、仲介、賃貸への切り替えそれぞれの手取りと負担を整理しましょう。目先の提示額だけでなく、資金が必要な時期と将来の使い方に合う方針を選びます。

不動産仲介・買取・売却・賃貸管理に対応 - 株式会社KAERO

株式会社KAEROは、「会社」ではなく「人」へ、長く寄り添う不動産のパートナーとして、お客様一人ひとりのお悩みやご希望に合わせたサポートを大切にしています。サービスとして不動産仲介を行っており、買取・売却・賃貸管理まで幅広く対応しています。売却に必要な情報収集や条件整理、お相手との折衝、各種手続きについても丁寧にサポートします。また、買取ではスムーズな売却を目指したご提案を行い、賃貸管理についても不動産に関するさまざまなお困りごとに対応しており、不動産取引の流れや手続きについて分かりやすくご説明し、誠心誠意サポートいたします。

株式会社KAERO
株式会社KAERO
住所〒212-0014神奈川県川崎市幸区大宮町14-5 尊昌ビル6F
電話044-589-5708

お問い合わせワンコイン顧問公式LINE

会社概要

会社名・・・株式会社KAERO
所在地・・・〒212-0014 神奈川県川崎市幸区大宮町14-5 尊昌ビル6F
電話番号・・・044-589-5708