【川崎市】不動産売却時のとある不動産業者の本音~一括査定編~
こんにちは。KAEROの長田です。
最近豆知識的な投稿が増えていたので、今日はざっくばらんな記事を書こうと思います。
不動産売却を思い立った時、多くの方はまずいくらで売れるのかな~と思うと思います。。しかし、不動産業者に聞いてセールスされるのも嫌だし、自宅の住所が知れるのも嫌・・ということで一括査定サイトに登録する方が多いのではないでしょうか。
前職の時は一括査定サイトの登録店でした。店舗で月に40~60件くらいの査定依頼が来ていました。結構多いと思いませんか?これでも絞っているくらいで多分本気出せば月に100件以上、年間で1200件の査定を受けることも可能です。1店舗でですよ?世の中の不動産業者の数を考えるとそれこそ膨大な数になると思います。
多分一般の方は、そんなに売りたいと思う人いるの!?と思うのではないでしょうか。この1200件のうち、ほとんどの人は住所や名前、連絡先をしっかり書いています。不動産業者も仕事なので、しっかり情報を書いてくれる人でないと一つ一つ相手にできないので、一括査定サイトの方でふるいにかける仕組みになっています。
さて、こうして問い合わせて頂いた方に不動産業者がどういう対応をするかというとまずは電話です。1200件の中には本気の人、冷やかしの人、知りたいだけの人などいろいろいるので、電話で事情を聞いてその後の対応を判断しているんですね~。
そのため、不動産業者にとってはお客様の情報を聞いて、しっかり査定対応をする、というお客様向けの気持ちが半分、この人本当に売る気あるのかな?と自分向けの確かめる気持ちが半分です。
売る気がありそうな人にはもちろん全力投球。中でもすぐに売りそうな人は激アツです。ちなみに1200件あれば、そうした人はそのうちの10%と言われています。この10%を一括査定の6社で奪い合います。
競合するのでアピール合戦です。高い金額提示は当たり前。その金額で売れるかどうかより、いかに選んでもらえるか、が重視されます。売れる市況の時はいいですけどね。
そのため、不動産業者の本音はこうです。
「競合しているから高く査定しないとな。でも売れるかな~。まあ売れるって言うんだけどね。」人気物件ほど競合するので、うれないなあと思っても自信をもって価格提示をするのは売主アピールになりますしね。これを大手不動産会社が言えばたいていイチコロです。みんな同じようなことを言うので、売主様も判断基準がなくなってしまうので会社の大小くらいしか違いがなくなり、大手に任せるか・・となるんですね。不動産業界って広告はSUUMOやアットホームはどこもやっているので、「売り方」はどこも同じです。本当に会社の大小くらいしか違いはないんですが、やっぱり大手の方がなんとなく安心できますよね。
残りの90%の1080件はどうするかというと、ここで不動産業者の対応が分かれます。不動産業者も査定だけをしているわけではなく、お客様のご案内や連絡調整、ネット広告の登録、チラシ配布などをしており、しかも働き方改革で限られた時間の中で営業成績を残していかねばなりませんので、なかなか忙しいです。
そのため、「すぐ売らない人」はおざなりになりがちです。6社も頼んだのに、どこからも査定金額すら教えてもらえないケースもあります。
10分査定などと言いますが、ちゃんと査定しようとすると、きちんと調べたりしなければいけません。取引事例の多いマンションなら問題ないですが、土地戸建てになると調べることも多く手間がかかります。すぐ金額は言えますが、適当なことも言えませんし。
そんなこんなで、大量の査定案件を対応していると、電話に出てもらえなかったり、電話の内容で売らなさそうな対応をされた案件は優先順位が下がってしまいます・・。ぶっちゃけ電話に出てすらもらえない人に査定書を送ったり、電話でも冷たく対応する人は不動産業者も「めんどくせ~」となります。
本当はすべてちゃんと対応した方がいいのですが、ノルマに追われる不動産業者はどうしても目先の成約につながりそうな案件を優先してしまいがちなんですよね。また、人なので気持ちよく対応してくれる人と取引したい気持ちも強いです。これは営業マンあるあるかもしれませんが。
ちなみに一括査定をお願いした人は5年くらいの間に半分くらいが実際に売却するらしいです。ただでさえ、離職率の高い業界なのに5年もお客様のことを忘れずに対応してくれる不動産業者は少ないのでは。
本音の部分をたくさん書いてしまいましたが、営業マンの数が多い会社は一括査定をしないと、案件の数を担保できないんですよね。だから数を打てばあたる作戦を実行するのです。3年で3600件も来たら、お客様のことなんて忘れてしまいますよね。
私は一件一件大切にお手伝いしたいので、この辺も大手不動産会社にいてなんとなく合わないな~と思っていた部分でした。KAEROでは本音でお客様のご事情に向き合ったご提案をさせて頂きます。
株式会社KAERO
住所:神奈川県川崎市川崎区日進町19-6 アルカーデン・テラ403
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