不動産売却時の相場について

query_builder 2023/03/24
戸建て
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こんにちは。KAEROの長田です。

今回は不動産売却時jの相場についてお話したいと思います。


よく自宅に「高く売ります」とか「限定で探しています」というチラシが入ると思いますが、皆さまは不動産は高く売れるものだと思いますか?


答えとしては正解でもあり、不正解でもあると思います。

まず不動産には「相場」というものがあります。ここをしっかり認識することが大事だと私は思います。


売却するときの価格設定は、実は売主側が希望して、販売する不動産会社が引き受けてくれれば自由に設定することが出来ます。

ではいくらに設定するか?がポイントですが・・


相場から並外れた金額で高く成約することはまずありません。


査定の際にはこれまでの同エリアでの成約事例やマンションや同じ分譲地内の戸建てなど共通条件が多い不動産がある場合は、その成約事例をもとに算出していきます。その際にはもちろん、現時点で売りに出している「販売中」の事例も参考にしますが、気を付けなければいけないのは、これらは「まだ成約していない」という点です。


相場は成約した結果をもとに形成されていくものですから、販売中の事例は「参考」にしか過ぎないのです。


そのため、よく「この部屋がこの金額で売りに出されているのだから、うちもこれくらいで売れるよね?」と聞かれますが、答えは「参考にはなりますが、絶対ではないです。」とお答えします。


考えてみてください。

通常は100円で売られているリンゴがあります。おなたのお店でリンゴを売りに出そうと思ったときに、となりのスーパーで150円でそのリンゴが売られました。あなたはどうしますか?

お客様のことを考えると普通は高いな、と思いますよね。50円も高いのにうちのリンゴが売れるわけがないと。ところが不動産だと皆さん、高く売りたくなるんです。リンゴの50円は不動産だと数百万円になったりしますからね。


でも今みたいにインフレが進んで、通常100円が130円になっていれば、150円でも売れちゃうかもしれません。この100円が130円になったのが相場の上昇です。相場が上昇すると、売り方次第で150円なら勝負できるかもしれません。


不動産も金額の大小があるだけで基本はやはり同じだと思います。

しっかりと相場を見極めて、金額の設定を行うことが売却の成功につながります。もちろんお客様に合わせたオーダーメイドの販売手法も必要になってきますので、是非お気軽にご相談ください。




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株式会社KAERO

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